
「ホームページを作りたい」「WEB制作会社に相談してみよう」——そう思ったとき、多くの方はいきなり電話や連絡をするわけではありません。
実は、お問い合わせの前段階でかなり多くの情報をチェックし、比較・検討を済ませているケースがほとんどです。
では、お客さんは問い合わせフォームを送る前に、具体的にどんな情報を見て、何を基準に依頼先を絞り込んでいるのでしょうか?
本記事では、WEB制作の現場経験をもとに、ユーザーが"連絡する前"にチェックしているポイントを詳しくお伝えします。
結論から言えば、ホームページの印象と情報設計が、問い合わせ率を大きく左右しています。
この記事の目次
📋 お問い合わせ前にユーザーがチェックする5つのポイント

WEB制作の依頼を検討している方が最初に見るのは、やはり制作会社のホームページです。
ここでは、問い合わせ前にユーザーが特に注目しているポイントを5つに整理してご紹介します。
対応の質や体制、掲載されている事例の内容によって、連絡するかどうかの判断は大きく変わります。
① 制作事例・実績の充実度
ユーザーが最初にチェックするのは、やはり制作事例です。
事例は「この会社に頼むと、どんなものが出来上がるのか」をイメージするための最も重要な判断材料になります。
事例ページに掲載されているデザインの雰囲気、業種の幅、対応した課題の内容など、ユーザーは隅々まで目を通しています。
特に「自分の業種に近い事例があるかどうか」を重視する方は非常に多く、事例の掲載内容が問い合わせ率に直結します。
逆に、事例が少なかったり更新されていなかったりすると「この会社は本当に対応してくれるのだろうか」と不安を感じてしまいます。
事例ページには、制作の背景・対応した課題・成果が具体的に書かれていると、ユーザーの信頼獲得につながりやすくなります。
事例紹介を単なるギャラリーではなく「ストーリー」として見せることが、比較検討の場面で大きな違いを生むのです。
② 料金体系・費用相場の透明性
「結局、いくらかかるの?」というのは、ほとんどのユーザーが抱える不安の一つです。
WEB制作の費用は事業者・提供元によって差がありますが、目安となる料金体系が掲載されていないと、連絡をためらう理由になります。
一般的には、制作費用は数十万円〜数百万円まで幅広く、対応する範囲や体制の規模によって変動します。
大切なのは「明確な金額」ではなく、「おおまかな目安と費用が変動する理由」を丁寧に説明しているかどうかです。
追加コストの有無や、保守・運用対応の費用についても情報があると、ユーザーの不安は大きく軽減されます。
料金ページの有無は、「この会社は誠実に対応してくれそうか」という信頼感に直結しているのです。
③ 対応体制・担当者の見える化
WEB制作は、完成までに数週間〜数ヶ月かかるプロジェクトです。
そのため、「誰が対応してくれるのか」「どんな体制で進むのか」は、ユーザーにとって大きな関心事です。
担当者の顔写真やプロフィールが掲載されているだけで、安心感はぐっと高まります。
体制としては、ディレクター・デザイナー・エンジニアなど、どのような役割のメンバーが対応するのかが見えると、「ちゃんとした体制で対応してくれるんだ」と信頼につながります。
担当者が途中で変わらないか、窓口は一人なのか複数体制なのかも、ユーザーが気にしやすいポイントです。
事例の中で担当者コメントが添えられていたり、対応の流れが具体的に記載されていたりすると、「この人たちになら任せられそう」という判断につながります。
体制の見える化は、他社との違いをアピールする上でも非常に有効な対応策です。
④ 問い合わせフォーム・連絡手段のわかりやすさ
意外に見落とされがちなのが、問い合わせフォーム自体の使いやすさです。
どれだけ事例や対応体制が魅力的でも、フォームがわかりにくかったり、連絡先が見つけにくかったりすると、そこで離脱してしまうユーザーは少なくありません。
フォームの入力項目が多すぎると、それだけで不安やストレスを感じます。
「名前・メールアドレス・相談内容」程度のシンプルなフォーム設計が、問い合わせ率を上げる対応として効果的です。
また、フォーム以外にも電話やLINEなど、複数の連絡手段を用意しておくと、ユーザーの好みに合わせた対応ができます。
フォーム送信後に自動返信メールが届く仕組みがあると、「ちゃんと届いたのか」という不安を解消でき、対応への信頼感が増します。
連絡しやすい導線設計は、体制や事例と同じくらい、問い合わせ数に影響を与える要素です。
⑤ お客様の声・第三者評価
事例とあわせてユーザーが注目するのが、既存のお客様からの声や評価です。
「実際にこの会社に依頼した人は、対応に満足しているのか」という情報は、比較検討の場面で非常に大きな影響力を持っています。
お客様の声は、できれば担当者名や業種が明記されているとリアリティが増します。
「どんな不安があったか → どう対応してもらったか → 結果どうなったか」という流れで書かれていると、読み手が自分自身と重ね合わせやすくなります。
また、Googleのクチコミや外部サイトでの評価も、連絡前にチェックされることが多いです。
体制面の誠実さや対応の丁寧さは、こうした第三者の声を通じて伝わりやすく、信頼性の担保になります。
🔍 比較検討フェーズで差がつく「対応力」と「体制」

ユーザーは一般的に、2〜4社程度の制作会社を比較検討してから連絡を取ります。
この比較の段階で最も差がつきやすいのが、「対応力」と「体制」の見せ方です。
事例の数だけでなく、対応プロセスや体制の透明性が、選ばれる理由になります。
💡 対応の「スピード」と「丁寧さ」はセットで見られている
比較検討中のユーザーがまず気にするのは、対応のスピード感です。
問い合わせへの初回対応が早いかどうか、返信は丁寧かどうか——こうした対応品質は、正式な依頼前に確認される重要な判断基準です。
ただし、スピードだけが評価されるわけではありません。
対応の速さと丁寧さの両立こそが、信頼される制作会社の共通点です。
たとえば、問い合わせフォームから連絡した際に、24時間以内に担当者から具体的な案内メールが届くだけでも印象は大きく変わります。
「とりあえず自動返信だけ」という対応と、「担当者が内容を確認したうえで返信してくれた」という対応では、信頼の度合いにはっきりとした違いが出ます。
現場の実感として、初回対応の質がそのまま成約率に影響しているケースは非常に多いです。
体制がしっかり整っている会社ほど、初回対応に力を入れている傾向があります。
💡 プロジェクト体制の明確さが不安を取り除く
WEB制作における不安の多くは、「進行中に何が起こるかわからない」という不透明さから生まれます。
体制が明確に示されていれば、この不安はかなり軽減されます。
具体的には、以下のような情報が掲載されていると安心材料になります。
・プロジェクトの担当者は誰か(ディレクター・デザイナー・コーダーなどの体制)
・担当者間の連携体制はどうなっているか
・対応窓口は一本化されているか
・対応範囲はどこまでか(企画・設計・デザイン・コーディング・運用)
・制作期間の目安と、対応フローのステップ
こうした体制情報は、事例ページや会社概要に散らばっているよりも、ひとつの「制作の流れ」ページとしてまとめて対応すると、ユーザーにとって非常にわかりやすくなります。
担当者の顔が見える体制の会社は、そうでない会社に比べて問い合わせ率が高い傾向があります。
これは、WEB制作という無形のサービスにおいて、「人」への信頼が対応への期待に直結しているからです。
💡 「選ばれなかった理由」から見える改善ポイント
比較検討の結果「選ばれなかった」ケースに注目してみると、対応面での課題が浮かび上がることがあります。
よくある理由としては、以下のようなものがあります。
・事例が古く、最新の対応力がわからなかった
・連絡しても返信が遅く、対応に不安を感じた
・担当者の情報がなく、どんな体制かわからなかった
・料金の目安が不明で、費用面の不安が解消できなかった
・フォームが複雑で、連絡するのをやめてしまった
つまり、選ばれない理由の多くは「技術力が足りない」ではなく、「対応や体制の見せ方に不安がある」ことに起因しています。
この違いに気づいて対応を改善している制作会社は、同じ技術力でも問い合わせ数に明確な差が出ています。
🛠️ 実際の現場で感じる「問い合わせにつながるホームページ」の特徴

WEB制作の現場で多くの事例に携わってきた経験から、問い合わせにつながるホームページにはいくつかの共通点があります。
ここでは、実務目線で「対応力が伝わるサイト」の具体的な特徴をお伝えします。
一般的には見落とされがちなポイントこそ、成果に直結する部分です。
🔸 事例の「質」と「見せ方」で対応力を伝える
事例は量も大切ですが、それ以上に「どう見せるか」が重要です。
制作実績をただ並べるのではなく、「お客様がどんな課題を抱えていたか」「それにどう対応したか」「結果はどうだったか」というストーリーで見せることが効果的です。
事例にビフォーアフターの画像を添えたり、担当者のコメントを載せたりすることで、体制の手厚さや対応の丁寧さが伝わります。
事例を定期的に更新し、最新の対応実績を見せることも、ユーザーの不安を解消するうえで非常に大切です。
ケースによって異なりますが、事例ページのアクセス数が多い会社ほど、問い合わせ率も高い傾向にあります。
これは、事例が「この会社に連絡してみよう」と判断する最終的な後押しになっていることを示しています。
🔸 不安を先回りして解消する情報設計
問い合わせ前のユーザーは、多かれ少なかれ不安を感じています。
「費用が想像以上に高かったらどうしよう」「対応が雑だったらどうしよう」「担当者と合わなかったら……」
こうした不安は、ホームページ上であらかじめ解消しておくのが理想です。
具体的な対応策としては、FAQ(よくある質問)の設置が挙げられます。
ユーザーが抱きやすい不安や疑問に、先回りして答えるページがあると、「この会社はちゃんと対応してくれそうだ」という印象を与えることができます。
また、制作の流れや対応体制を図解で示すのも効果的です。
担当者紹介と組み合わせて「最初のご連絡からお引き渡しまで、こういう体制で対応します」という一連の流れがわかると、漠然とした不安が解消されやすくなります。
不安を解消するコンテンツがないサイトは、せっかく訪問してくれたユーザーをみすみす逃してしまっている可能性があります。
🔸 CTA(行動喚起)と連絡導線は最適化されているか
どんなに対応力や体制が素晴らしくても、連絡までの導線がわかりにくければ、問い合わせにはつながりません。
ページの各所に自然な形で「まずはお気軽にご連絡ください」「無料相談はこちら」といったCTAを配置し、フォームへの導線を整えることが大切です。
フォームのリンクがフッターにしかないサイトと、記事の途中にも設置されているサイトでは、対応結果に明確な違いが生まれます。
連絡手段も、フォームだけでなく電話番号やSNSアカウントなど複数用意しておくと、ユーザーは自分が最も楽な方法で連絡できるようになります。
こうした細かい対応の積み重ねが、最終的な問い合わせ数を大きく左右するのです。
✅ 結局、ホームページこそが「最初の対応窓口」である

ここまでお伝えしてきたように、ユーザーは問い合わせの前に非常に多くの情報をチェックしています。
事例、対応体制、担当者情報、料金、フォームの使いやすさ——これらすべてを提供する場こそがホームページです。
つまり、ホームページは「最初にお客さんと接する対応窓口」であり、その印象がすべての起点になっています。
🏢 ホームページの品質=会社への信頼度
WEB制作会社に限らず、あらゆる業種でホームページの品質は信頼度の指標として見られています。
デザインが古い、情報が更新されていない、事例がない——こうした状態は、「この会社は対応が遅れているのでは」「体制が整っていないのでは」という不安につながりかねません。
反対に、事例が充実していて、担当者の情報がしっかり公開されていて、連絡手段がわかりやすいホームページは、それだけで「きちんと対応してくれそうな会社だ」という印象を与えることができます。
ホームページの第一印象は、ユーザーが対応品質を判断する最初の材料であり、比較検討の中で最も影響力のある要素です。
📌 伝わるサイトに必要なのは「派手さ」ではなく「対応への安心感」
問い合わせにつながるサイトは、必ずしもデザインが派手なわけではありません。
大切なのは、ユーザーの不安を解消し、「この会社に連絡してみよう」と思わせる安心感をいかに提供できるかです。
事例で対応力を示し、体制の透明性で信頼を得て、わかりやすいフォームと連絡導線で行動を後押しする。
この一連の対応がしっかりと設計されたホームページこそが、成果を生むサイトです。
ホームページへの投資は、単なるデザイン費用ではなく、対応力・体制・信頼性を伝えるための重要な経営判断です。
「まずはホームページを見直してみる」——それが、問い合わせを増やす最初の一歩になるかもしれません。
❓ よくある質問(FAQ)

ここでは、WEB制作を検討する際によくいただく質問と、その回答をまとめました。
初めて制作会社に連絡する方が感じやすい不安や疑問に対応した内容になっています。
Q1. WEB制作の費用相場はどのくらいですか?
WEB制作の費用は、事業者・提供元によって差があります。
一般的には、シンプルなコーポレートサイトで30万〜80万円程度、ECサイトや多機能なサイトの場合は100万円以上になることもあります。
対応範囲(企画・デザイン・コーディング・運用保守)や体制の規模によっても変動するため、まずは複数の会社に見積もりを依頼して比較されることをおすすめします。
担当者に相談すれば、予算に合わせた対応プランを提案してもらえるケースも多いです。
Q2. 問い合わせから納品までの期間はどのくらいですか?
ケースによって異なりますが、一般的なコーポレートサイトの場合は2〜3ヶ月程度が目安です。
ページ数が多い場合や、EC機能など特殊な対応が必要な場合は、4ヶ月以上かかることもあります。
まずはフォームや電話で連絡し、担当者とスケジュールの相談をするのが最初のステップです。
対応体制がしっかりしている会社であれば、初回のヒアリングの段階でおおよそのスケジュール感を共有してもらえます。
Q3. 制作会社を比較する際、どこに注目すればいいですか?
制作会社を比較する際は、事例・対応体制・担当者の雰囲気・料金の透明性をバランスよくチェックすることが大切です。
事例の数だけでなく、自社の業種や課題に近い事例があるかどうかも重要な判断材料です。
また、対応の丁寧さは実際に連絡を取ってみて初めてわかる部分もあるため、気になる会社には気軽にフォームから相談してみることをおすすめします。
「対応が早い=体制が整っている」と判断できる一つの指標になるため、初回の連絡への対応スピードにも注目してみてください。
Q4. 初めて制作会社に連絡するのですが、何を伝えればいいですか?
初めてのご連絡であれば、完璧に要件をまとめている必要はありません。
「こんなサイトを作りたい」「今のホームページに不安がある」「事例を見て興味を持った」など、簡単な内容でも十分です。
担当者がヒアリングを通じて、ご要望を整理しながら対応してくれるのが一般的です。
フォームに「相談段階です」と一言添えておくだけで、会社側も適切な対応準備ができますので、気軽にご連絡いただいて問題ありません。
Q5. 制作中に担当者が変わることはありますか?
体制は事業者・提供元によって異なります。
一般的には、プロジェクト開始から完了まで同じ担当者が対応する会社が多いですが、フェーズごとに担当が変わる体制を取っている会社もあります。
担当者の変更が不安な場合は、事前に「担当は途中で変わりますか?」と確認しておくとよいでしょう。
対応窓口が一本化されている体制であれば、たとえ内部で複数の担当者が関わっていても、連絡のやり取りはスムーズに進みます。
事例ページなどで「制作チームの体制」が紹介されている会社は、その点の不安が少ない理由のひとつです。
📝 まとめ

お客さんは問い合わせの前に、想像以上に多くの情報をホームページ上で確認しています。
事例の充実度、対応体制の透明性、担当者の見える化、連絡のしやすさ、費用の目安——これらが揃っているかどうかで、連絡するかしないかの判断が分かれます。
WEB制作会社にとっても、一般企業にとっても、ホームページは「最初の対応窓口」として機能しています。
ユーザーの不安を先回りして解消し、対応力と体制を的確に伝えることこそが、問い合わせを増やす最大の近道です。
「ホームページは大事」と頭ではわかっていても、具体的にどこを改善すべきかは見えにくいものです。
本記事でご紹介したポイントを参考に、まずはご自身のサイトを見直してみてはいかがでしょうか。
気になることがあれば、お気軽に担当者までご連絡ください。
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