
「ブランドのカラーって、なんとなく好きな色を選べばいいんじゃないの?」
そう思っている方は、意外と多いかもしれません。
しかし実際のところ、ブランドカラーはブランドの第一印象を左右し、企業やサービスに対するイメージを長期にわたって形成するきわめて重要なデザイン要素です。
正しいカラー設計ができているブランドは、色を見ただけでそのブランドを想起させる強い記憶を消費者の中に築くことができます。
逆にカラー設計が一貫していないブランドは、せっかく積み上げたブランドイメージが薄れてしまうリスクも否定できません。
このページでは、WEB制作の現場でブランドのカラー設計に携わる立場から、カラーがブランドイメージに与える影響・実際の設計プロセス・費用の目安・失敗しないための注意点まで、初めてブランドカラーについて調べる方にも理解しやすいかたちで解説していきます。
この記事の目次
🎨 ブランドカラーとは?基礎から理解する色の役割

ブランドカラーとは、企業やサービスが自らのブランドを表現するために選んだ「色のシステム」のことです。
コーポレートカラーとも呼ばれ、ロゴ・WEBサイト・名刺・パッケージなど、ブランドに関わるあらゆるデザイン物に一貫して使用されます。
カラー設計の考え方を正しく理解することは、ブランドイメージの土台を築くうえで欠かせない第一歩です。
ブランドカラーの定義と役割
ブランドカラーは、単なる「好みの色」ではありません。
ブランドが持つ価値観・世界観・ターゲット像を、色という視覚的な要素に落とし込んだものがブランドカラーです。
たとえば、高級感を打ち出したいブランドであれば、黒・ゴールド・ネイビーなど落ち着いたカラーを選ぶことが一般的です。
一方で、ポップで親しみやすいイメージを表現したいブランドなら、鮮やかなカラーやパステル系のカラーパレットが選ばれる傾向があります。
このように、ブランドカラーはブランドの「第一印象」を視覚的に伝えるための重要な手段であり、言葉よりも早く・直感的にブランドイメージを届けられるというデザイン的な強みがあります。
消費者がブランドと最初に出会う瞬間に、カラーが感情的な判断に大きな影響を与えているということは、現場でも強く実感しています。
カラーがブランドイメージを左右する理由
色は、見た瞬間に脳へ感情的・心理的な影響を与えます。
カラーの選び方によってブランドへの信頼感・親近感・高級感などのイメージが大きく変わるということは、マーケティングや心理学の分野でも多く示されています。
たとえば、人は青系のカラーを見ると「信頼性・誠実さ・冷静さ」を無意識に感じやすいとされています。
これが、銀行・保険・医療など「安心感」を重視する企業のブランドカラーに青が多く使われる理由のひとつです。
また、カラーの影響はワンシーンにとどまりません。
ブランドカラーが一貫して使われることで、消費者はそのカラーを見るたびにブランドを想起するようになります。
これが「カラーブランディング」と呼ばれる戦略の核であり、長期的なブランドイメージの構築に大きく貢献します。
ブランドカラーが持つこのような役割を理解していないまま色を選んでしまうと、意図していないイメージがユーザーに伝わってしまうリスクがあります。
だからこそ、カラー設計はブランド戦略の一環として取り組むことが重要なのです。
🌈 色が持つ心理効果とブランドへの影響

色にはそれぞれ固有の心理的効果があります。
ブランドカラーを設計する際には、使うカラーがターゲット顧客にどのようなイメージや印象を与えるかをあらかじめ理解しておくことが重要です。
なお、色が持つ印象はカラーの組み合わせや使用比率によっても変わるため、単色だけでなく全体のカラーパレットとして設計することが求められます。
主要カラーとブランドイメージの対応関係
以下に、よく使われるカラーとそれぞれが持つ一般的なブランドイメージをまとめました。
ただし、カラーの印象は文化圏や個人の経験によって異なる場合もあるため、あくまで参考として活用してください。
🔵 ブルー(青)系カラー
信頼・誠実・知性・冷静さを表現するカラーとして、幅広い業種で活用されています。
特に企業のブランドカラーとして最も選ばれやすいカラーのひとつであり、IT・金融・医療・物流など、安心感や信頼性を重視するブランドへの採用が目立ちます。
青系カラーはブランドに「頼れる存在」というイメージを与えやすく、デザイン的にも汎用性が高い要素です。
🔴 レッド(赤)系カラー
情熱・活力・刺激・緊急性を表現するカラーです。
食品・飲料・エンターテインメントなど、感情的な反応を引き出したいブランドに向いており、視認性が高くブランドイメージを力強く表現できます。
ただし、使いすぎると攻撃的な印象を与えるリスクもあるため、カラーのバランスに注意が必要です。
🟢 グリーン(緑)系カラー
自然・健康・エコ・安心を連想させるカラーです。
環境配慮ブランドやオーガニック系企業、医療・ヘルスケア分野でよく使われ、ブランドのナチュラルなイメージを視覚的に表現するのに効果的です。
近年はサステナビリティを訴求したいブランドにも多く採用されています。
⚫ ブラック(黒)系カラー
高級感・洗練・権威・シンプルさを表現するカラーです。
高級ブランドやファッション系企業のブランドカラーとして選ばれることが多く、強くシャープなブランドイメージを打ち出したい場合に向いています。
白や金色との組み合わせで、よりラグジュアリーなデザイン表現が可能になります。
🟡 イエロー(黄)系カラー
明るさ・元気・親しみやすさ・注目を表現するカラーです。
子ども向けブランドや、フレンドリーなイメージのサービス、フードデリバリーなど動的なブランドカラーとして活用されています。
ビビッドなイエローはブランドへの第一印象として非常に記憶に残りやすく、うまく使うと強力なカラーブランディング要素となります。
カラーの組み合わせが生み出す印象の違い
実際のブランドカラー設計では、メインカラー(主役となるカラー)・サブカラー(補助的なカラー)・アクセントカラー(強調用のカラー)の3つを組み合わせてカラーパレットを構成するのが一般的です。
この組み合わせバランスを誤ると、ブランドイメージが分散したり、ターゲット層に的外れな印象を与えてしまうリスクがあります。
たとえば、信頼感を訴求したいブランドが補色(反対色)を大量に使ってしまうと、全体的にカラフルな印象になりすぎて「誠実さ・安定感」というブランドイメージが薄れてしまいます。
カラーの組み合わせはブランドの世界観を強化するための要素として設計し、メインカラーが持つイメージを中心に全体をまとめることがポイントです。
また、カラーの使用比率にも気を配ることが重要です。
一般的にはメインカラー60〜70%・サブカラー20〜30%・アクセントカラー5〜10%程度のバランスが、デザイン的な統一感を保ちやすいとされています。
ただし、ブランドの個性やデザインコンセプトによってケースによって異なりますので、あくまで目安として参考にしてください。
🛠️ ブランドカラーの設計プロセスと具体的な流れ

実際にブランドカラーを設計する際は、「なんとなくかっこいいから」「好きな色だから」という感覚だけでカラーを選ぶのではなく、体系的なプロセスに沿って進めることが重要です。
WEB制作の現場でも活用している、ブランドカラー設計の具体的な流れを3つのステップに分けて解説します。
ステップを踏んで設計することで、ブランドイメージと一致したカラーを導き出せる確率が格段に上がります。
STEP 1|ブランドコンセプトを言語化する
ブランドカラーを決める前に、まず「自分たちのブランドはどのようなイメージを持ってもらいたいのか」を言語化することが出発点です。
「信頼できる」「革新的」「温かみがある」「スタイリッシュ」「エコフレンドリー」など、ブランドが体現したい価値観をキーワードとして整理します。
この言語化が完成していると、カラーを選ぶ際の判断軸が明確になり、デザイナーや制作会社とのコミュニケーションもスムーズになります。
「なんとなくよさそうなカラー」ではなく、「このブランドイメージを表現するための必然的なカラー」を選べるかどうかが、ブランドカラー設計の成否を分けます。
実務では、ブランドの世界観を表す形容詞を5〜10個書き出し、それぞれのカラーイメージとマッピングする「カラーマッピング」の手法を使うことがあります。
ブランドコンセプトとカラーの方向性が揃うことで、デザイン全体の表現としての一貫性が生まれます。
STEP 2|ターゲットと競合のカラーを分析する
自社ブランドのカラーを決める際には、ターゲット顧客の属性や、競合他社がどのようなカラーを使っているかを分析することも重要なプロセスです。
競合と似たカラーを選んでしまうと、ブランドの差別化ができず、同業他社と混同されるリスクがあります。
特に業界内でよく使われているカラーのトレンドを把握したうえで、あえて差別化するカラーを選ぶ戦略もブランド設計において有効です。
また、ターゲット顧客の年齢層・性別・価値観によって、好まれるカラーは異なります。
20代女性をターゲットにしたコスメブランドと、40代男性向けの金融サービスでは、当然選ぶべきブランドカラーは変わります。
ターゲット像をペルソナとして具体化し、そのペルソナが好むカラーを意識して設計することが、より刺さるブランドイメージを作るカラー設計につながります。
競合分析では、同業他社のブランドカラーを一覧化して「どのカラーがまだ使われていないか」を確認する手法が、差別化ポイントを見つけるうえで特に有効です。
STEP 3|カラーパレットを決定し、デザインに展開する
ブランドコンセプトとターゲット分析を踏まえたうえで、具体的なカラーパレット(色の組み合わせシステム)を確定させます。
一般的には、以下のような構成でカラーパレットを設計します。
◾ メインカラー:ブランドを象徴する核となるカラー。
ロゴや主要なデザイン要素に使用し、ブランドのイメージカラーとして認識される。
◾ サブカラー:メインカラーを引き立てる補助的なカラー。
背景や大きな面積への使用が中心で、デザイン全体を落ち着かせる役割を持つ。
◾ アクセントカラー:CTAボタンや強調部分など、視線を集めたい要素に使う差し色。
少量の使用で全体のブランドイメージを引き締める効果がある。
カラーパレットが決まったら、WEBサイト・名刺・パンフレット・SNSなど、ブランドが接触するあらゆるタッチポイントで一貫したカラーを使用します。
カラーパレットを明文化した「ブランドガイドライン(カラーガイド)」を作成しておくことで、複数のデザイナーや制作物をまたいでもブランドイメージの一貫性が保ちやすくなります。
ガイドラインにはカラーのHEXコード・RGB値・CMYK値を明記し、デジタルと印刷両方に対応できるかたちで整備することが理想的です。
⚠️ 企業がカラー設計で陥りやすい失敗と注意点

ブランドカラーの設計は、デザインセンスだけで解決できる話ではありません。
実際の制作現場では、よくある失敗パターンにはまってしまい、ブランドイメージの構築がうまくいかないケースも多く見られます。
費用をかけてデザインを依頼したのに「なんかイメージと違う…」とならないために、よくある落とし穴をあらかじめ把握しておきましょう。
よくあるブランドカラー設計の失敗パターン
❌ カラーがブランドコンセプトと一致していない
ブランドイメージと乖離したカラーを選んでしまうケースです。
たとえば「落ち着いたラグジュアリー感を出したい」というブランドが、派手なビビッドカラーをブランドカラーに採用してしまうと、表現したいイメージと視覚的な印象が矛盾し、消費者に誤ったイメージを与えてしまいます。
カラー設計はブランドのコンセプトを起点として行うことが鉄則です。
❌ 使用する場所によってカラーがバラバラになっている
WEBサイト・印刷物・SNS・店舗などで使われているカラーが微妙に違う、というケースも実務では頻繁に起こります。
RGBとCMYKの違いや、モニターの表示環境の差などが原因になることもあり、注意が必要な要素のひとつです。
ブランドカラーのカラーコード(HEX・RGB・CMYK)を明確に規定し、制作物すべてに適用できるようブランドガイドラインとして管理することが重要です。
❌ トレンドに流されてブランドカラーを頻繁に変更してしまう
「今年はこのカラーがトレンドだから」という理由でブランドカラーを何度も変えてしまうと、消費者がブランドを認識しにくくなり、ブランドイメージの定着が妨げられます。
ブランドカラーは一度しっかり設計したら、長期にわたって一貫して使い続けることが、強いブランドイメージを育てるうえで不可欠な要素です。
トレンドを意識するのであれば、メインカラーは変えず、アクセントカラーや一時的なキャンペーン用のカラーに取り入れる方法が、ブランドイメージを守りながら柔軟性を持たせるやり方として現場ではよく活用されています。
❌ アクセシビリティへの配慮が不足している
デザインの見た目にだけ注力し、カラーのアクセシビリティ(コントラスト比・色覚多様性への対応)を考慮しないケースもよく見られます。
色覚特性を持つユーザーにとって見づらいカラーの組み合わせを避けることは、ブランドイメージの表現と同時に社会的な責任としても重要な視点です。
カラー設計の段階からアクセシビリティを考慮することで、より多くのユーザーに正しいブランドイメージを届けられます。
💰 ブランドカラー設計にかかる費用相場と期間の目安
「ブランドカラーの設計を専門家に依頼したら、結局いくらかかるの?」というのは、多くの方が気になるポイントです。
費用はブランドの規模や依頼内容によって大きく異なりますが、一般的な目安をご紹介します。
◾ カラーパレット設計のみ(ガイドライン作成含む)
一般的には3万円〜20万円程度が目安となることが多いです。
ただし、事業者・提供元によって差があります。
◾ ロゴデザイン+ブランドカラー設計のセット
20万円〜100万円以上のケースも珍しくありません。
ブランドコンセプトの策定から行う場合や、大規模な企業のVI(ビジュアルアイデンティティ)構築を伴う場合は、さらに費用が増えることがあります。
◾ 制作期間の目安
カラーパレット設計のみであれば2〜4週間程度、ブランド全体のVI設計を含む場合は2〜6か月程度が目安となるケースが多いです。
ただし、クライアントとのコミュニケーション回数やフィードバックの内容によっても期間は前後するため、あくまで参考としてください。
費用を抑えることも大切ですが、ブランドカラーはブランドの根幹を形成するデザイン資産です。短期的なコスト削減よりも、長期的なブランドイメージへの投資として捉えることを推奨します。
💻 WEB制作でブランドカラーを活かす実践的なポイント

ブランドカラーが決まったら、次はそれをWEBサイトのデザインにどう落とし込むかが重要になります。
WEBというデジタル環境は印刷物とは異なる特性を持っているため、ブランドカラーの扱い方にも固有の注意点があります。
ここでは、WEB制作の現場視点からブランドカラー活用の実践的なポイントをお伝えします。
デジタル環境におけるカラー表現の注意事項
WEBデザインで使用するカラーはRGB(光の三原色)で表現されます。
一方、印刷物のカラーはCMYK(印刷インク)で表現されるため、同じブランドカラーであっても、モニターと印刷では見え方が異なるケースがあります。
WEBサイトとパンフレット・名刺などの印刷物で同一のブランドカラーに見えるよう調整するには、RGBとCMYKそれぞれのカラー値をブランドガイドラインに明記しておくことが大切です。
また、ダークモード対応端末やモニターの輝度・設定の違いによってもカラーの見え方は変わります。
ブランドカラーのWEB上での視認性を確認するためには、複数の端末・ブラウザでの表示確認が重要な工程です。
現場では、iPhone・Android・Mac・Windowsのそれぞれでブランドカラーを確認するようにしています。
ブランドカラーをWEBデザイン全体に一貫させるコツ
WEBサイト全体でブランドカラーを一貫して使用するためには、CSSのカスタムプロパティ(変数)を活用してカラー管理を一元化する方法が有効です。
これにより、将来的なカラーの微調整やサイトリニューアルの際も、効率的に対応できます。
また、ブランドカラーの使い方を定めた「デザインシステム」を整備しておくことも、WEB制作では重要なポイントです。
たとえば「メインカラーはヘッダーとCTAボタンのみに使用する」「サブカラーは背景やセクション区切りに使用する」といったルールを明文化することで、ページが増えてもブランドイメージの統一感を保ちやすくなります。
特に複数のページやコンテンツを持つWEBサイトでは、ブランドカラーの使い方にルールがないと、徐々にデザインが乱れてブランドイメージが崩れていく原因になります。
さらに、アクセシビリティの観点からも、ブランドカラーと背景色のコントラスト比を確保することが重要です。
WCAG(ウェブコンテンツアクセシビリティガイドライン)では、テキストと背景のコントラスト比に一定以上の数値が推奨されており、ブランドカラーを設計する際はアクセシビリティへの影響も考慮に入れることが求められます。
ブランドカラーとWEBデザインの整合性を保つことは、ブランドイメージを最大限に表現し、ユーザーに強い印象を与えるうえで欠かせない取り組みです。
📝 まとめ:ブランドカラー設計がブランドイメージを決める

ここまで、ブランドカラーがブランドイメージに与える影響や、カラー設計の流れ・注意点・WEBデザインへの活用法について解説してきました。
最後に、この記事の要点を振り返ります。
✅ ブランドカラーは「好みの色」ではなく、ブランドコンセプトを視覚的に表現するための戦略的なデザイン要素である
✅ 色にはそれぞれ固有の心理的効果があり、選ぶカラーによってブランドへの印象が大きく変わる
✅ カラー設計は「コンセプトの言語化 → 競合分析 → カラーパレット決定 → 各媒体への展開」という流れで進める
✅ ブランドカラーは一貫して使い続けることで、強いブランドイメージが育っていく
✅ WEB制作においては、デジタル特有のカラー表現の注意点を踏まえた設計が必要
ブランドカラーは、ブランドの「顔」であり「印象」を左右するデザイン資産です。感覚的に決めるのではなく、戦略的な設計プロセスを経て構築することで、長期にわたってブランドイメージを支える強力な武器になります。
カラー設計やブランドデザインについてご相談がある場合は、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。
実績ある現場目線で、貴社のブランドイメージを最大限に引き出すカラー設計をご提案します。
❓ よくある質問(FAQ)
ブランドカラーやカラー設計について、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。
カラー選びやデザイン依頼前のご参考にしてください。
Q1. ブランドカラーは何色まで使っていいですか?
ブランドカラーの数に明確な制限はありませんが、一般的にはメインカラー1〜2色、サブカラー1〜2色、アクセントカラー1色の計3〜5色程度でカラーパレットを構成するケースが多いです。
色数が多すぎると、ブランドイメージが散漫になりやすく、統一感のある表現が難しくなります。
「少ない色で、明確なブランドイメージを伝える」ことを意識してカラー設計を行うことをおすすめします。
特にスタートアップや中小企業では、シンプルなカラーパレットのほうが管理もしやすくブランドイメージも浸透しやすい傾向があります。
Q2. ブランドカラーを途中で変更することはできますか?
技術的にはもちろん変更可能ですが、ブランドカラーの変更はリブランディングと同義となるため、既存のブランドイメージが大きく変わる可能性があります。
変更する場合は、既存の制作物(名刺・パンフレット・WEBサイトなど)の更新コストも発生します。
ブランドカラーは長期的な視点で設計・運用することが基本です。
変更が必要と感じた場合は、単なる刷新ではなく、ブランド戦略全体を見直したうえで判断することを推奨します。
なお、カラーを全面変更するのではなく、補助的なカラーをアップデートする程度にとどめることで、ブランドの連続性を保ちながら新鮮さも出せるケースもあります。
Q3. 規模の小さい企業でもブランドカラー設計は必要ですか?
規模の大小にかかわらず、ブランドカラーの設計はブランドイメージを形成するうえで非常に有効です。
むしろ規模の小さい企業やスタートアップこそ、限られたリソースのなかで「見た目の一貫性」を持たせることが、信頼感や認知度の向上につながります。
最初から大規模なVI設計をする必要はなく、まずはメインカラーとサブカラーを決めてロゴとWEBサイトに適用するだけでも、ブランドイメージの統一に大きな効果があります。
ケースによって異なりますが、小規模でも「カラーの一貫性」がブランドへの信頼感に直結することは現場でも多く実感しています。
Q4. ブランドカラー設計はWEB制作会社に依頼できますか?
はい、WEB制作会社ではWEBサイトの制作と合わせてブランドカラーの設計を請け負うケースが増えています。
ただし、ブランドカラー設計への対応範囲は事業者・提供元によって差があります。
単純なカラーパレットの提案のみを行う会社もあれば、ブランドコンセプトの策定からVI設計・ガイドライン作成まで一貫して対応できる会社もあります。
依頼前に「ブランドカラー設計の実績があるか」「どのような流れで進めるか」「ガイドラインの納品は含まれるか」を確認しておくと、イメージとのずれが起きにくくなります。
Q5. ブランドカラーのガイドラインはどこまで詳しく作るべきですか?
ブランドガイドラインのカラー仕様には、最低限以下の要素を含めることを推奨します。
① ブランドカラー一覧(メイン・サブ・アクセントの区分と役割)
② 各カラーのカラーコード(HEX・RGB・CMYK)
③ カラーの使用用途ルール(使って良い場面・避けるべき組み合わせ)
④ 背景色との組み合わせ例とコントラスト比の確認
⑤ NG例(やってはいけないカラーの使い方)
ケースによって異なりますが、社内でデザイン制作を行う機会が多い場合や、外部のデザイナーに発注する機会が多い場合ほど、詳細なガイドラインを用意しておくことでブランドイメージの一貫性が保ちやすくなります。
ブランドカラーはブランドの「表現ルール」そのものです。
丁寧なガイドライン整備が、長期的なブランドイメージの安定につながります。
Mine Co. Ltd.
静岡県熱海市紅葉ガ丘町6-13-2B
0557-85-3136(FAX)
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