「このサイトは安全な接続をサポートしていません」とは?原因と対処法を解説

自社のホームページを開いたら、見慣れない警告画面が出てきた。
お客様から「サイトが開けない」と連絡があった。
最近、こうしたご相談をいただく機会が増えています。
Google Chromeなどのブラウザに表示される「このサイトは安全な接続をサポートしていません」というメッセージは、サイトがSSL(HTTPS)に対応していないことを知らせる警告です。
本記事では、WEB制作の現場で実際に多いケースをもとに、表示の意味や原因、放置した場合のリスク、そして具体的な対処法や費用相場までをわかりやすく解説します。
🔒 「このサイトは安全な接続をサポートしていません」とはどういう意味?
この表示は、閲覧しようとしているサイトが暗号化された通信(HTTPS)に対応していないことを、ブラウザが知らせるための警告です。
サイトが壊れているわけではなく、「安全性の基準を満たしていない」とブラウザに判断されている状態を意味します。
まずは、どのような場面で表示されるのかを整理しておきましょう。
📱 どんなときに表示されるの?
一般的には、URLが「http://」で始まるサイトを開こうとしたときに表示されます。
Chromeには「常に安全な接続を使用する」という設定があり、この設定が有効になっていると、HTTPSに対応していないサイトを開く前に警告画面が挟まる仕組みです。
パソコンだけでなく、スマホのブラウザでも同様の表示が出ることがあります。
ブラウザのセキュリティ基準は年々厳しくなっており、以前は問題なく表示されていたサイトでも、ある日突然この警告が出るようになるケースがあります。
⚠️ 「保護されていない通信」との違い
よく似た表示に、アドレスバーに出る「保護されていない通信」があります。
どちらもSSLに対応していないことが原因という点は共通しています。
違いは、「保護されていない通信」がサイトを表示したうえでアドレスバーに注意書きを出すのに対し、「このサイトは安全な接続をサポートしていません」はサイトを表示する前に警告画面で止める点です。
閲覧者にとっては後者のほうが目立つため、離脱につながりやすい表示だといえます。
🔍 警告が表示される主な原因

警告が表示される原因の多くは、SSL証明書が設定されていない、または正しく機能していないことにあります。
ただし、証明書の有効期限切れや設定の不備など、原因はケースによって異なります。
ここでは、制作会社としてご相談を受けることの多い代表的な原因を紹介します。
① SSL証明書が導入されていない
もっとも多いのが、そもそもサイトにSSL証明書が導入されていないケースです。
数年前に制作したまま更新していないホームページや、個人で立ち上げたサイトに多く見られます。
この場合、URLは「http://」のままで、HTTPSでアクセスすることができません。
② SSL証明書の有効期限が切れている
SSL証明書には有効期限があり、定期的な更新が必要です。
無料の証明書は自動更新に対応していることが多いものの、サーバーの移転や契約内容の変更をきっかけに更新が止まってしまうことがあります。
以前はSSL化されていたのに警告が出るようになった場合は、証明書の有効期限切れを疑ってみてください。
③ リダイレクトやドメインの設定に不備がある
SSL証明書を設定していても、httpからhttpsへの転送(リダイレクト)が設定されていないと、古いURLからアクセスした人には警告が表示されることがあります。
また、「www」ありのURLと「www」なしのURLのどちらか一方にしか証明書が適用されていないケースも、現場ではよく見かけます。
④ ページ内にhttpの画像やリンクが残っている
サイト自体はHTTPSで表示されていても、ページ内の画像や読み込みファイルが「http://」のまま残っていると、ブラウザが安全な接続と判断しないことがあります。
これは「混在コンテンツ」と呼ばれる状態で、SSL化の作業後に見落とされやすいポイントです。
📉 放置するとどうなる?企業サイトへの影響とリスク

警告画面を放置すると、せっかくのホームページが「見てもらえないサイト」になってしまうおそれがあります。
集客や問い合わせの機会損失、企業としての信頼性の低下、検索順位への影響など、目に見えにくいところで損失が積み重なっていきます。
🚪 お客様がサイトを見ずに離脱してしまう
警告画面が表示されると、多くの人は「このサイトは危ないのかも」と感じてページを閉じてしまいます。
検索結果やGoogleマップ、SNSから興味を持ってくれたお客様を、入口で逃してしまうことになります。
アクセス数は変わっていないのに問い合わせが減った、という場合は、警告画面による離脱が原因になっている可能性があります。
🏢 会社やお店の信頼性が下がる
仮にサイトを開いてもらえても、アドレスバーには「保護されていない通信」と表示され続けます。
お問い合わせフォームや予約フォームに個人情報を入力しようとしているお客様にとって、「このサイトに情報を入力して大丈夫だろうか」という不安につながります。
取引先が会社を調べる際にも、SSLに対応していないホームページは管理が行き届いていない印象を与えかねません。
📊 SEO・検索順位で不利になる
GoogleはHTTPSへの対応を、検索順位を決める評価要素のひとつとしています。
SSL化だけで順位が大きく変わるわけではありませんが、同じ地域・同じ業種の競合他社が対応している中で自社だけが未対応だと、不利になる可能性があります。
警告画面による離脱が増えると、ユーザーの行動面からも評価が下がりやすくなるため、SEOの観点でも早めの対応がおすすめです。
🛡️ 通信内容が第三者に読み取られるリスク
HTTPSに対応していないサイトでは、閲覧者とサーバーの間の通信が暗号化されません。
フリーWi-Fiなどの環境では、フォームに入力された名前や電話番号、メールアドレスなどが第三者に読み取られるリスクがあります。
お客様の個人情報を扱うサイトであれば、セキュリティ対策としてもSSL化は欠かせません。
🛠️ 対処法は?SSL化の流れと費用相場・期間

警告を根本的に解消するには、サイトのSSL化(HTTPS化)が必要です。
閲覧する側と、サイトを管理する側とで対処法が異なるため、それぞれ分けて解説します。
あわせて、制作会社に依頼する場合の費用相場や期間の目安も紹介します。
👀 閲覧する側の対処法
一時的にサイトを見たいだけであれば、警告画面にある「サイトに移動」を押すと表示できます。
ただし、ログインやフォーム入力が必要なページでは、個人情報の入力は控えたほうが安心です。
警告の表示自体を止めたい場合は、Chromeの設定から「常に安全な接続を使用する」をオフにする方法もありますが、セキュリティの面からはおすすめしません。
🧑💻 サイト管理者側の対処法:SSL化の流れ
サイトを管理している場合は、次のような流れでSSL化を進めます。
STEP1:サーバーにSSL証明書を設定する
レンタルサーバーの多くは、管理画面から無料のSSL証明書を設定できる機能を用意しています。
設定してから実際に反映されるまで、数十分から数時間ほどかかることがあります。
STEP2:サイトのURLをhttpsに切り替える
WordPressであれば、管理画面の「設定」から「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」をhttpsに変更します。
SSL証明書が反映される前にURLを切り替えると、管理画面にログインできなくなることがあるため、作業の順番には注意が必要です。
STEP3:httpからhttpsへのリダイレクトを設定する
古いURLにアクセスした人や検索エンジンを、新しいURLへ自動的に転送する設定を行います。
301リダイレクトを正しく設定することで、これまでのSEO評価を新しいURLに引き継ぎやすくなります。
STEP4:ページ内のhttpを修正し、動作を確認する
本文や画像、テーマ内に残っている「http://」を修正し、すべてのページが安全な接続で表示されるかを確認します。
最後に、Googleサーチコンソールなどの登録内容もHTTPSに合わせて見直しておくと安心です。
💰 結局いくらかかる?費用相場と期間の目安
SSL証明書そのものは、無料で利用できるものが広く普及しています。
企業の実在証明が必要な場合などは有料の証明書を選ぶこともあり、年間数千円から数万円以上まで、種類や提供元によって差があります。
制作会社にSSL化の作業を依頼する場合、一般的には数万円程度が目安ですが、ページ数やサイトの構成によって費用は異なります。
作業期間は、小規模なサイトであれば数時間から数日程度で完了するケースが多いです。
見積もりを比較する際は、作業費だけでなく、混在コンテンツの修正や作業後の動作確認、証明書の更新管理まで含まれているかを確認することが大切です。
⚖️ 自社で対応する?制作会社に依頼する?
自社で対応するメリットは、費用を抑えられることです。
一方で、設定を誤るとサイトが表示されなくなったり、デザインが崩れたり、検索順位が下がったりするデメリットもあります。
サーバーやWordPressの操作に慣れていない場合や、問い合わせ・予約など売上に直結するサイトの場合は、制作会社に依頼したほうが結果的に安心で、時間の節約にもつながります。
✅ 失敗しないSSL化のポイントと株式会社峰のサポート

SSL化は一度設定すれば終わりではなく、証明書の更新やサイトの変更にあわせた継続的な管理が必要です。
ここでは失敗しないためのポイントと、株式会社峰がお手伝いできる内容をご紹介します。
📝 失敗しないための注意点
作業前には、必ずサイト全体のバックアップを取っておきましょう。
また、サーバーのログイン情報やドメインの管理者がわからないままでは、作業を進めることができません。
過去の制作会社と連絡が取れず、サーバーの情報がわからないという状態は珍しくないため、まずは現状の確認から始めることが大切です。
🤝 株式会社峰に相談するメリット
株式会社峰では、ホームページのSSL化をはじめ、サイトの不具合対応や保守・運用のご相談を承っています。
現在のサイトの状態を確認したうえで、必要な対応と費用をわかりやすくご説明します。
「自社のサイトは大丈夫なのか確認したい」「他社で作ったサイトだけど対応してもらえる?」といったご相談も歓迎です。
SSL化の作業だけでなく、証明書の更新管理や日々の運用まで任せられる相談先があると、同じトラブルを繰り返さずに済みます。
❓ よくある質問(FAQ)
「このサイトは安全な接続をサポートしていません」の表示やSSL化について、よくいただくご質問をまとめました。
対応を検討する際の参考にしてください。
Q. 警告が出ているサイトを開くとウイルスに感染しますか?
警告が出ているからといって、すぐにウイルスに感染するわけではありません。
ただし、通信が暗号化されていないため、個人情報やパスワードの入力は控えることをおすすめします。
Q. 無料のSSL証明書でも問題ありませんか?
一般的な企業サイトや店舗サイトであれば、無料のSSL証明書でも通信の暗号化という点では十分なケースがほとんどです。
企業の実在性を証明したい場合や、大規模な決済機能を持つサイトでは、有料の証明書が選ばれることもあります。
Q. SSL化すると検索順位は上がりますか?
SSL化はGoogleの評価要素のひとつですが、それだけで順位が大きく上がるものではありません。
警告による離脱を防ぎ、コンテンツの充実など他のSEO施策とあわせて取り組むことで、成果につながりやすくなります。
Q. 他社で制作したホームページでも対応してもらえますか?
はい、株式会社峰では他社で制作したホームページのSSL化にも対応しています。
サーバーやドメインの契約状況によって作業内容が変わるため、まずは現在の状況をお聞かせください。
📌 まとめ:警告画面は早めのSSL化で解消しましょう
「このサイトは安全な接続をサポートしていません」という表示は、サイトがSSL(HTTPS)に対応していないことを知らせる警告です。
放置すると、お客様の離脱や信頼性の低下、検索順位への影響など、集客面でさまざまな損失につながるおそれがあります。
警告画面が出ている今この瞬間も、お客様を逃しているかもしれません。
自社での対応が難しい場合や、何から始めればいいかわからない場合は、お気軽に株式会社峰へご相談ください。
投稿者プロフィール

- 株式会社峰 代表取締役社長
-
静岡県熱海市にて、WordPressを活用したWeb制作・運用支援を6年以上にわたり提供。
これまでに中小企業・個人事業主を中心に、多様な業種のホームページ改善・集客支援に携わる。
単なる制作にとどまらず、SEO設計・コンテンツ戦略・導線設計まで一貫して支援し、「成果につながるWebサイト」の構築を得意とする。
近年は、従来の検索エンジン対策に加え、AI検索(LLMO)を見据えたサイト設計に注力。構造化・文脈設計・情報設計を最適化することで、AIに正しく理解されるWebサイトを構築し、検索・AI双方からの流入最大化を実現している。
地域密着型の支援にも力を入れており、熱海をはじめとした観光業・サービス業のWeb活用支援実績も多数。
「想いが伝わるホームページで、人が集まる仕組みをつくる」を信条に、事業者の魅力を引き出し、継続的な集客につながるWeb戦略を提供している。
SEO2026年9月23日「このサイトは安全な接続をサポートしていません」とは?原因と対処法を解説
SEO2026年8月15日AIでホームページ制作をおすすめしない理由とは?熱海のプロが解説する落とし穴と注意点
メディア掲載情報2026年5月29日熱海経済新聞さんにご掲載いただきました。
メディア掲載情報2026年5月29日熱海新聞さんにご掲載いただきました。

























